2012/08/11

『素敵なウエディングプランナー』〜幸せの香り〜


最近、めっぽう忙しく、まさに馬車馬のように働いております。

繋のみんな、ブログに書くっていったのに書けてなくてすんません。

スイスに行ければ心が休まると信じて13日まで、とりあえず頑張る。。。


スイスから帰ってきたら、すぐ舞台の本番。
なんつー無茶なスケジュールなんでしょうか。

ロンドンオープンの日には舞台の上に立っております。


まぁ、今回は役者の登竜門と呼ばれる博品館劇場での舞台なのでいろいろ悩みましてこういうスケジュールになりました。

しかし、制作部としての業務もこなし、太陽電池の研究もし、バイクポロもするってのは、体力がいくらあっても時間が全然足りません。

気を抜くと倒れそうです。


あぁ・・・夏目ナナさんに癒されてきます!!

遠方の方もおヒマでしたら是非観に来てください!

男性諸君は絶対観るべきです!



2012/05/17

Sosou!

遂にやっちまいました。

事の発端はポロトークをしようということになり、少人数でサイゼリアに向かったことにあります。

話が弾み、赤ワインがすすみます。
あっという間に、一瓶を空けてしまいました。
もちろんそれでは満足できない人達ばかりでしたので、デキャンタをオーダーしました。
それが二、三度続き、もう満足となった時、それは来ました。


帰る間際のお手洗いは僕にとって習慣になっていて、この日ももれなくそのような流れになりました。
所定の位置につき、スタンバイすると満足感が胃の奥から込み上げてきます。

しかし、我慢できる程度だったので、そこは踏ん張ります。


「あ〜今日もよく飲んだなぁ〜。」


と思いながら、排水を始めます。
6割ほど終わった頃、クラリと来ます。


「うわぁ、フラフラやわ〜よう飲んだなぁ〜。」


しかし、その揺れが治まりません。


「あれ、あれあれ?うわ、倒れそうや!今倒れたらヤバいで!」


そう、まだ最中だったため、この状態で倒れることは絶対に避けねばならぬと、僕の理性が排水をできるだけ早く終わらせようとしました。

排水完了とともに、迅速かつ丁寧に蛇口をしまい込みます。

その瞬間、壁に手をつきもたれかかりますが、ふと過去の記憶がよぎりました。


「壁に手をついて支えただけじゃ、絶対倒れる。前々回はそれでぶっ倒れて頭打ったんや!」


そう前々回は、銭湯で湯から上がり脱衣所に向かう途中、意識がぶっ飛びました。
クラリときた瞬間、壁に手をつき支えていたのですが、健闘むなしく頭をパチンコのようにどこかに3回ぶつける音と振動がして、ようやく目が覚めました。

そんなことがあったものですから、今回は四つん這いになろうと思いました。


毎日掃除されている床ですが、毎日使われている床でもあり、少々ためらいましたが、状況的にいわゆるビンチだったので、そこは我慢しようと思い、しゃがもうとした瞬間、クラリが波のように襲ってきました。

倒れる方向も予期せぬ方向だったので、耐えれたのか耐えれなかったのかわかりませんでした。
しかし、両膝を強打。
今回、目の前は真っ暗にはなりませんでしたが、何も考えれない状態で、今何をしているかも把握できていないのに意識がある、そんな感じです。

ホントはとてもしんどくて横になりたかったのですが、それだけはいけないと思い必死で耐えました。

ここで横になったら後世まで語り継がれると思い、身体にチカラを入れます。

しかし、健闘虚しく、もうひとりの自分が妥協案を出してきました。


「ケツならいいんじゃないかい?」

「そうやなぁ、床が濡れてなければケツだけ。。。アリやなぁ。」


と、欲望に弱い奴が出てきました。
その間、約3秒だったと思われます。

濡れているかどうかもしっかり認識できないまま、「ここ濡れてなさそう」と、ケツをつき座り込みました。


少し回復すると、今の状況を少しでも変えようと考えた結果、便座に座ることを決意します。

その立ち上がりから、数歩の移動で右足がおかしくなっていることに気づくのですが、その時はまだ意識が朦朧としているうえ、お酒も入っていましたので足への心配は後回しになりました。

便座に座ると少し安心したのか、目をつぶりました。

いつもより、意識の戻りが遅いのは酒を飲んでいるからなのか、など思いながら、回復に努めます。

そうこうするうちにリキさんからお呼びがかかります。
なかなか戻ってこない酔っぱらいを呼びに来てくれました。


『アーサー大丈夫〜?他の人トイレ待ってるよ〜!』


くぅ〜そっちか〜、と思いつつ「大丈夫っす!すぐ出ます!」と返答。

助けてリキさん!と言いたかったのですが、そこは僕も男です。

何度もお酒の件で迷惑をかけられないと思い、自分で何とかしようと思いました。


しかし、便座に座ってからというもの一向に回復する気配がありません。
ずーっと、ダルいままで、このままここにいても時が過ぎていくだけで、挙げ句の果てには汗をかき始めました。
つつつっーーーと、暑くもないのに汗が上から下に流れます。
いよいよヤバいんかと思った瞬間、また、リキさんからコールが入ります。


『アーサーホント大丈夫?』


声色も集中力の高まった感じで、トーンも高めです。

僕は、「ひーーっ!ヤベぇまた怒られる」と思い、「途中で倒れるかもしれへんけど、とりあえずここを出よう、後はなるようになるやろ」と決意し、僕のろう城がトイレだったということを他の人にアピールするために水を流しました。

こんな非常事態ですら、周りの目をちょっと気にする器の小ささは、意識が薄れてもなお健在です。

最短距離でドアに向かい、転けないようにしっかりと地面を噛み締めて、歩きました。
おそらく、周りから見たらフラフラだったと思いますが。

席に着くと、直ぐさま横になりました。


「みず・く・だ・さ・い・・・・バタっ」


アツコ選手が水を持ってきてくれました。


『アーサー顔真っ白だよ〜。』


と衝撃の事実が告げられます。
やはり、血が頭部から無くなっていたんだと思いました。


『指ツッコんでさぁ、出してきたらいいじゃん!』
と楽しそうな笑顔のアツコ選手。


「うん、うん、そうだね。(そういうことじゃないんだよ!)」


と、色々あった事をなかなか話せずに、回復待ちで退店とあいなりました。

リキさんには意識が飛んだことと足をひねったことを告げ、タクシーを呼んでもらいました。

いや、ホントにひとりだったらと思うと、ゾッとします。

介抱して頂き、ホントありがとうございました。
谷内家には感謝してもしきれないくらいの恩ができてしまいました。

この御恩は少しずつ返していこうと思います。

2012/05/11

バーボン姉さん

今回の合宿では驚いたことがたくさんありました。

その1つにレキシントン帰りのアツコ選手の成長っぷりがあります。


やはり、海外でもまれて来たのでしょう。
すべての動きが早くなっています。


ボールコントロールにおけるスピードと精度の関係は夫婦の関係のそれに似ています。
どっちかが特化していてもバランスは崩れ、結局はレベルの低い方に合わせることになります。


というよりも、スピードを上げた時に精度が追っつかないっていう場合がほとんどだと思います。

僕が見た限り、アツコ選手はスピードと精度がいっしょに仲良くレベルアップしていくタイプなんだろうなと思っていました。
しかし、このときは何だかスピード優先でプレイをしていたように感じました。
こぎ出しや切り替えも、アメリカに行く前と行った後じゃ全然違いますし、プレイにリズム感も出てきました。


男子のプレイはまだテンポがある分、リズム感がなくてもまぁ見てられますが、テンポも悪けりゃリズムも悪い、となればちょっと見ることもしんどくなってきます。
まるでバイオリンを弾けない人が弾いているかのような、歯痒い感覚で見てしまいます。


プレイを見ていると、話を聞かずとも楽しんできたんだなってのが伝わってきました。
そして、いろんなものを背負ってたからこその成長。

上手くなるために真剣にポロに向き合った、その結果だと思いました。
ダテに酒飲んでめんどくさくなるだけじゃありません。


そういえば、同じチームメイトだったノナも上手くなっていました。
やはり、彼女も切り替えがとっても早くなっていました。
というより彼女の場合、すべての判断が早くなっています。


プレイ途中で状況が変わり、別の動作にシフトしないといけない時に直ぐさまその行動に移るそれが、今までの数倍に跳ね上がっていました。
そうすると、周りからは迷いのないプレイに見えます。


Ladies Armyに行くことが決まり、ノナが鵠沼に練習に来たとき、彼女は自分の全てのプレイに迷い、全ての悔しさに涙していました。

さすがにこの時はあまりにひど過ぎて、僕も『ポロで女の武器を使うとはけしからん!』とはなりませんでした。

そんなノナが長野ではカッコよく見えるときがしばしばありました。

以前、クロウのことでも書きましたが、人の成長を垣間見るととてもうれしい気持ちになります。


自分より上手い人がいるというのは、たぶんまだ自分が上手くなる余地がかなり残されているということなのかもしれないと彼女たちを見て思いました。

しかし上手さだけなら、国内の男子諸君の方が彼女たちより上手かったはずで、それなら行く前にももっと能力を引き出されていたはずです。

でも、彼女たちは海外で能力を引き出された。


なんだか、うれしいような悲しいような。。。そんな複雑な感覚です。


残念ながら、アツコ選手は合宿二日目、ぐだぐだでした。
それもそのはず、バーボンをかなり飲み、僕に明け方近くまでポロについて語ってくれていたからです。
記憶もなくなったらしく、話した内容の大半を夢の中に置いてきたみたいです。


豪快さも海外で引き出されてきたみたいです。

2012/05/08

長野強化合宿


長野県は朝日村にて二泊三日の強化合宿をしてきました。

今回もメインどころは東京と大阪のポロメンツになってしまいました。
しかし、日帰りで鈴鹿と名古屋から。
一泊二日予定で長崎からの参加がありました。

全国のポロプレイヤーの皆様、東京と大阪が先に上手くなってしまいすみません。
もし、少しでも上手くなりたいと思う気持ちがあるのであれば、来年参加してみて下さい。(まだ、未定ですが。。。)
やりようによっては、格段に先に進めると思います。
是非!!!


合宿を振り返ってみると、昼も夜もとても濃密な時間が過ごせたように思います。

ポロをする以外に何もない山奥で、ポロをするためだけにそこに行く、そんなポロ好きにはたまらない合宿でした。

夜は夜で、修学旅行のような雰囲気。
お酒をたくさん飲んでめんどくさくなっても、夜更かしをして恋愛相談しても、先生に怒られない、そんなちょっと遅めな青春が朝日村にはありました。

そういうことを普通に楽しめることがどれだけ素晴らしいことか、改めて実感しました。


ただひとつ、合宿を計画した時に懸念していたことが起きました。

想定内だったのですが、僕はとても残念でした。

次回はそれを解決する方法をあらかじめ見つけておくか、排除しかありません。
計画をする者の一人として、他人に迷惑をかける行為を未然に防ぐのも必要だからです。


楽しむことや上手くなることを放棄するのであれば、合宿に行く意味はないと思います。


ギャグにならないめんどくささは、犬も食いません。

2012/05/01

二極の穴

ポロをする上で、練習時間の確保というのは並大抵の努力じゃなかなか得られません。

彼女がいる若い男子諸君にとっては悩みの種の1つではないでしょうか。 

この日もTHBPのやんちゃ丸は彼女と炎上中とのこと。
鵠沼でのShiokaze強化合宿が終わると消火活動の為にそそくさと家路に向かいました。

どうやら、この間の『なごやチャリフェス』の夜もイイことがあったみたいで、かたくなに口を閉ざしています。

いやぁ〜若いってすばらしい。
なんとも羨ましい限りです。


それはそうと、ゴールデンウィークの前半は湘南に通い、がっつりポロをしようということで、二日間の通い合宿を行いました。

もう恒例となってまいりました、近々の試合に出場するチームを鍛えるという流れ、今回は5月の終わりに開催されるShiokazeに焦点を合わせ、対戦相手やゲームを見ている者があーだこーだアドバイスを与えます。

Ladies Army で楽しんでいる連中をよそに、コチラはある意味苦行。 
試行錯誤の連続です。

それでも相手が上回っていたら、自分の中で上手くいってもそれはまだまだ改善の余地があるということです。 


チームに『穴』となる人がいた場合、いかにその穴を埋めるか、はたまた味方がその穴を埋めてやれるかがキモとなります。 

極論を言うと『穴』は『穴』、他の連中がポイントを稼ぐという考えもあります。 

しかし、ポロは3人で行う競技です。
きっと大事な場面でそのツケが回ってくるように思います。 

穴を埋める作業はたぶんとても単純作業でつまらないことかもしれません。
自分のできることとできないことを把握し、できないことや不得手なことを少しでも改善していかねばいけないからです。 

僕の経験では、『穴』は練習量やレベルの差があるほどできやすいのではないかと思います。

なので、一人だけレベルが高くてもそれは『穴』となりうるのではないかと思います。 

レベルの低い者二人がヘルプについたりすることが少ないということから、少しでもミスをすれば直ぐさま得点される可能性が浮上してきます。

また、相手の誘いにホイホイついていこうもんなら、それも得点される可能性が高くなります。


この『二極の穴』をどれだけ味方が埋め合うかが勝負の分かれ目になります。 


なかなか背中を任せられるプレイヤーはいません。

そりゃそうです、みんな誰しも、自分以上のプレイを求めがちだからです。 

ゴールデンウィーク後半は長野合宿です。 

Ladies Armyからアツコ選手も帰ってきますし、世界のレベルに触れた者のイケイケの感じを分けて頂こうじゃありませんか。
彼女からのアドバイスが今一番アツいかもしれません。

2012/04/23

楽しむ努力。

ダテ氏が主催する名古屋のゆる〜いポロの大会「なごやチャリフェス」にヤタガラスで参戦してきました。


他にも東京と大阪からは、チームLadies Army、キャットパウダー(リキ、クロウ、エンゾー)が参戦。

東京と大阪の間に位置する名古屋は地理的にナイスなポジションにあり、経済的にも気軽に遠征に行ける感じがします。


やはり、「継続は力なり」という言葉がポロにもあてはまります。


前回、「なごやチャリフェス」におじゃまさせてもらいポロをした時よりも鈴鹿や名古屋のプレイヤーのレベルがあがっていました。
このまま、順調にレベルをゆる〜く上げていって欲しいと思いました。


ポロの場合、ちょっとやってすぐ上手くなるっていう天才はなかなかいない気がします。
だから、継続して練習する必要があります。

そして練習することのモチベーションが楽しむということです。


楽しみのポイントは人によって千差万別です。

勝つことにやりがいを感じる人もいれば、スペシャルなプレイができたことに楽しみを覚える人もいます。
また、ポロが社交場になっていて、人とコミュニケーションをとることに楽しみを感じる人もいます。

そして、楽しむポイントは徐々に変わっていくのではないか、と思います。


ポロが他のチャリンコアクティビティと大きく違う点は、負けるととっても悔しい点にあります。
少なからず、練習をしているわけですから、負けた時に今までの練習が否定されたような、そんな気分になります。

ロードレースやシクロクロス等は自分との戦いがメインで、その疲労度からやりきった感や満足感を得られますが、ポロでは亀甲している試合以外、それらは得られません。

相手とのレベルがひらいていれば、ただただ無力感を感じます。
ボールすら触らせてもらえない状況でやりきった感は絞り出しても出てきません。

しかし、その代わりに悔しさという苦い感情を得ることができます。


好き好んでそんな味は、味わいたくない人がほとんどだと思いますが、もし味わってしまったのなら、それは楽しむポイントが変わってきたという兆しだと思います。


何かを変えなければ次の結果も同じようなことになり、辛酸を舐めることになりかねませんから、練習をもっとがんばったり、考えるポイントを掘り下げてみたり、いろいろするわけです。


その上で、もう一度対戦すると何かが変わっているはずです。


自分が成長しているという実感はなかなかわかりにくいものですが、その成長を感じてしまったらポロはやめられなくなるでしょう。



要は楽しむポイントを増やすと、継続してポロも楽しくできますし、上手くなるということです。


10分間という短いゲームの中に、沢山の感情が渦巻いているのも、他のチャリンコアクティビティにない楽しみだと思います。

2012/04/11

秋田のタイサクどん

秋田県出身のポロプレイヤー元気くんの結婚式が4月7日に執り行われました。

東京ポロメンツも二次会に賛同し、仲間の幸せを祝福しました。


その二次会に合わせ秋田からタイサクさんも上京。
ちゃっかりポロチャリも持参で、いっしょにポロ。

そして、もう恒例となりました、ゲストが来た時はもてなしも兼ねて湘南です。
東京からちょっと離れますが、時間をかけて行くだけの価値はあります。

驚いたのはタイサクさんのチャリがミルウォーキーになってたこと。
最近?全国各地でみんなポロチャリを組む流れがおきてます。

彼も例に漏れず、身をもって東北のポロを牽引している様が伺えました。
実際、海外のポロ界で何がおきているかってのは現物を仕入れないとわからないこともあります。

先陣を切ってポロに夢中になる秋田のおっさんはとても魅力的です。

そして、自転車を変えたことでプレイにも切れが出てきたんじゃないかと感じました。


先月、秋田のゴリラが上京したときに、「とっとと上手くなってタイサクさんを越えろよ、キミの方が若いんだからさ。それに、フィジカルもあるし。」とケツをたたいたのですが、タイサクさんのプレイを見たら、ゴリラじゃ抜けないって思ってしまいました。

ポジショニングだったり、パスを出すタイミングだったり、もろもろ前回より格段に上達してます。


ポロの上手い下手に年齢は関係あったりなかったりします。
あんまり、若くてもプレイを考えてやってない気がしますし、老いてくると眼や身体にハンデが出てきます。
若いプレイヤーが考えてするか、老いたプレイヤーが身体を若く保つか、それが分かれ目です。


盛岡では50mプールをポロ専用コートにリユース中らしく、これができると東北が盛り上がる予感がビリビリします。

近いうちに、そんな奥の細道コートに東京メンツで遠征したいなぁと黄昏れながら、この日は湘南を後にしました。