2012/03/03

③大阪と東京の練習場所による上達度合い。

大阪と東京というよりも、壁があるところでプレイしているか、壁がないところでプレイしているかの違いで、各種スキルに差がでてくるのではないかという推測です。


マンボがポロッと口にしていました。


「東京のヤツらはパスに追いつこうとするし、壁際で待たへんよね。俺らはあかんわー。壁あるから、それがとれへんくてもちょっと進んだらボールあるもん。」


なるほど、そういえばいつの頃かその違いは頭の片隅に追いやられていたように思います。

たしかに、東京ピーポーの練習場所には壁がありません。
昼間の駒沢公園なら2辺確保できますが、ゴール前の1辺は蛇腹みたくなっており、跳ね返りはボールが壁に当たるまでわかりません。



夜の駒沢公園に至っては、2辺が柵になっており、転がったボールはすんなり柵の向こう側に入ってしまいます。
何にせよ、壁がないところに転がって行ってしまうと、ゲームが途切れるという、最悪の事態になってしまい、いつの頃からか、ゲームを切らさないようにパスの出しても受けてもできるだけ頑張ってきました。


特に、震災以降、駒沢公園大階段のライトが消えて、柵のあるところでのポロを余儀なくされてからは、より濃くなってきました。
一旦、柵の中にボールが入ってしまうと、ゲームが切れるだけでなく、入れたヤツが柵を乗り越えてボールを取りに行かねばなりません。

女の子なんかは、それがめんどうらしく、たまに色気を使い、男子諸君にボールを取りに行かせています。
大人になるにつれ、そういった処世術的な黒いというか桃色というか、そんな技をおぼえていっています。
いやはや、早くプレイでも男連中を手玉にとってほしいものです。



話が脱線しましたが、兎に角、ボールを取りに行くのが嫌なら、意地でも柵の中に入れるな、ということです。
それに命をかけるかかけないかで、上達度合いは変わってくると思います。


自分がもっとスピードを出せたら、ボールは柵の中に入らなかったりとか、ブレーキングをギリギリまで粘るとか、自分の中の問題で解決できるものはしようとするのです。

逆にあきらかなパスミスは暗黙の了解で、パスの出してが取りに行くことになります。


これも、パスミスをしたんだ、という自分への戒めになり、パスミスが何とか味方に通り、結果オーライになるよりかは、いいことだと思います。




しかし、それをさっ引いても壁のあるコートですることは、スキルの順調な成長を促すと思わざるをえません。

東京と大阪、何が違うかってーと、シュート力が明らかに違います。
やはり、それだけばんばんシュートを練習の時から打っているからだと思います。
何の心配をするでもなく、心おきなく。

やはり、夜の駒公では、シュートは振りかぶることはしません。
思いっきり打って茂みに入った日には、避難ゴーゴー、時間もロス、何だか、テンションも維持するのが精一杯になります。

だから、強めのシュートでも心のどこかでリミットをおのおのかけている気がします。




学校の先生が言っていました。

「確かに、パーソナリティーを形成するにあたり、遺伝と同じくらい環境の影響は大きい。しかし、20歳を超えたら環境の責任にできない。」



東京と大阪、環境は違えど、毎度毎度、切磋琢磨という言葉が似合います。


30歳を超えて環境のせいにはしたくありません。

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