2011/09/22

Wildcard 初日。

ワイルドカードとは、各地域の世界戦出場枠に漏れたチームが本戦出場をかけて戦えるゲームのことで、パッと試合を見ただけでも僕らより上手いヤツらが参加していました。
北米やヨーロッパの層の厚さというか競技人口の多さを感じます。


ワイルドカードも本戦も、ダウンタウンから自転車で1時間くらい踏んだところにあるMagnuson Parkで行われます。
とりあえず、ルートや会場の確認も含め、皆で向かうことにしました。


アップダウンを何度も繰り返し、ようやく会場となる公園に到着しました。
入り口から5分くらい行ったところに広がるハードコートのテニスコートに壁を設置し、ポロコートを4面確保してあります。
また、そこからちょっと行ったところの駐車場を、コート2面分に当てています。

計6面というなんとも贅沢でアメリカらしい計らいです。

色々なコートでしているゲームを各々見ていると、運営側のナイスガイが話しかけてきました。



「お前らはトーナメントでるのか?」
『おう、でるぜ!』
「じゃあ、オマエは?出ないのなら、ワイルドカード出てみないか?」
『いやいや、俺も本戦は出るぜ!』
『あっ、あっちゃんは出ないけどな。』
「じゃあ、きみワイルドカード出てみない?」
『う、うん、お、お、OK!』
「じゃ、すぐきみのチームメイトを紹介するぜ!」



と、かなり焦り気味でナイスガイのスカウトは成功しました。

突然のことにビックリな日本選手団。
当の本人はもっとビックリしていて、心の準備ができていません。

おそらく、選手の当日欠席か、当日まで別の人が見つからなく出場チームが大会運営側に泣きついてきたかのどちらかだと思われますが、今となっては真相は海の向こうです。



僕らを差し置いて、あっちゃんが先に世界戦デビュー(ワイルドカード)をこの日果たしました。

チームメイトはナイスミドルなおふた方で、女性ならいつ惚れてもおかしくない紳士っぷり。
この土壇場で勝利の女神となりうるかいなか、女の器量が試されます。
チーム名は「Bye Bye Bye」




残念ながら、ここに来ても僕のアドバイスはガンガンいけ!でした。
気の利いた言葉のひとつもかけれない自分のボキャブラリーの少なさに少し落ち込みました。

序盤、大会の雰囲気にのまれるも、そこは女の度胸でゲームを経ていくごとに焦らず集中力を高めていっているなと感じます。




僕らも本戦でいいゲームができるよう頑張らねば、と心に決め、この日は、ダウンタウンにあるピックアップコートに移動しました。
帰りは、レオンにダウンタウンまでのサイクリングロードを教えてもらい、それで帰りました。
とても簡単でとても走りやすい道、しかも途中にチャリンコ屋やスーパーもあり、何かと便利です。


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