2011/09/23
アメリカのそれと日本との違い。
さぁ、おまたせしました。
今回も恒例の酒にまつわるトラブル発生です!
ワイルドカードのゲームを見てから、ピックアップコートに移動してきた日本選手団。(あっちゃんはひとり会場でゲーム中)
小腹もすき、スーパーマーケットでサンドイッチやビールを買ってコート前でピクニック気分。
その中には、CMWCを経験しているメッセンジャーもいて、アメリカやカナダではお酒を野外で飲んではいけないことは何となく知っていました。
外国人が日本に来た時、京都ロコなどでビールに袋を被せ飲んでいる姿を見ているものですから、みんなそれをまねっこします。
あるものは手ぬぐいを巻き、あるものは袋でビールが見えないようにします。
「外国って外で酒飲むのめんどくさいよねぇ」と言いつつ、外国の雰囲気に浸っていると、遠くから警官らしき2人組が来ます。
タイサクさんがそれに気づき、「隠した方がいいんじゃねぇの」と警報を鳴らしました。
世界レベルの酒豪はアンテナの領域も世界レベルです。
その警官が目をそらした隙に、僕も脱いであったダウンベストで覆い隠します。
マツドもそういうことには敏感で、ビールを持っていないように隠します。
富田くんとクロウとホンマ氏は缶にいろいろ巻いてビールってわからないようにしているから大丈夫だ、と余裕です。
さぁ、警官が来ます。
宴会っぽくなっている僕らの前で立ち止まります。
嫌な予感が立ち込めます。
既に酒も入り気分もほぐれ、テンションが飲み会寄りになっているクロウを見ておかしいと思ったのでしょうか、カモフラージュビールを指差し、「それは何だ?」と聞かれてしまいました。
富田くんは別の警官に、「それはエナジードリンクか?」と聞かれています。
「その巻いてあるヤツとってみろ。」
やばい!
ようやくみんな事態の重さを実感します。
そして、頭をフル回転させます。
飲酒運転で捕まったアメリカ人は、犯罪歴を共有しているカナダに入国できないとRikiさんに聞いていたため、今後のアフターイベントのあるバンクーバーに行けなくなってしまうのでは、、、と心配していた矢先、クロウが既にパスポートを渡そうとしているではありませんか。
そして、富田くんとホンマ氏もパスポートの提示を求められました。
渋々、ふたりも出します。
その時点でタイサクさんとマツドと僕はちょっとホッとしたはずです。
よく見るとRikiさんのスターバックスのコーヒーをタイサクさんが飲んでる風になっています。
誤摩化しがうまい!
当のRikiさんはひとり練習中で、こっちのトラブルを知ってか知らずか、黙々と個人練習をしています。
「英語話せるヤツいるか?」
と警察官は言って、事の説明をしたそうでした。
僕も何となくは話せますが、今ここでそれを暴く事はトラブルを大きくしそうで、かたくなに観光客を装います。
富田くんは、「やっぱ、アーサー話せるっていった方がいいんじゃない?」と訴えてきますが、それこそヤツらの思うつぼ。
きっと、「なんで話せないっていったんだ」、とそこも突っ込まれかねない。
そうなると、ますます、ややこしくなります。
そうこうしているうちに、応援の警官2人が来ます。
なんだか、大事になってまいりました。
パスポートの照会もしているようでした。
そんな緊張感MAXの時に、ビールとメシを終えてちょっとほぐれているユウキと大阪トミーが帰ってきました。
この温度差はなんなんでしょうか。
彼らはいつもマイペースです。
そんな彼らにも「英語はなせるか?」と警官は聞いていました。
そして、「バイクポロをしにきたんだ」という話になり、ちょっと警官の謎が解けた感じでした。
それから、「トーナメントにでるのか?でるんだったらいつだ?」の質問。
「Tomorrow!」富田くんが即座に答えます。←ホントは明後日だけど。。。
警官は一瞬考え、「今日はバイクポロはできない、このまま、すぐ帰れ。明日はできる。」と。
しかも、帰るのに自転車は乗っていいとのこと。
3人はパスポートを返され、なんだか腑に落ちない感じで、でも助かったと思いつつ、すぐ宿に帰る事になりました。
まぁ、今日ポロできないよりも、犯罪歴がつかなかった事が救いでした。
公園で酔っぱらってはいけないとか、公園で酒を飲んではいけないとか、チャリンコの飲酒運転とか疑問はいっぱいありますが、ちゃんと警戒をしろってことですね。
普通、缶コーラを飲んでても隠さないのだから、隠して飲んでいるものは何なんだ、ってなりますよね。
こっちの大人達は水筒にビールを入れて飲んでいます。
あとポロのグローブで隠したり。。。
『郷に入っては郷に従え』
その言葉が重く響きます。
結局その後、僕とトミーはビールを外で飲むために、水筒を手に入れることになります。。。
彼らが宿に強制帰宅させられた後、徐々に人も集まってきて、ピックアップゲームが始まりました。
彼らにはには申し訳ないですが、この日は、夜11時の消灯までポロを存分にできたのでした。
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