いよいよハードコートバイクポロの世界選手権が開催まで10日をきりました。
最近巷では、世界水泳、世界柔道、世界陸上などとマスコミ二ケーションにより世界選手権は呼ばれています。
その上位にオリンピックがあるのですが、是非バイクポロもオリンピックに加えていただきたいものです。
去年の今頃、長年努めた会社を辞め、ヨーロッパ遠征の準備をしておりました。
不安と期待を胸に抱き、単身ヨーロッパに向かったのを覚えています。
あれから一年。
僕は強くなったのだろうか。。。
今回はいつもチームを組んでいるRikiさんとCrowと「雷神」として外国人プレイヤーと戦います。
指示も日本語で出せるし、チームメイトの動きもなんとなくわかる。
こんな有利な条件はありません。
先日、アムステルダムのまさみちゃんとメールをしました。
フランクフルトのpolosyntheseはまた上手くなっている、と言っていました。
ドイツのコンスタンツで見た彼らは、ションベンちびるくらい早く上手かったのを覚えていますが、まだその上に行くのかっ!!と思ってしまいました。
ヨーロッパから帰ってきて、彼らは速くて早いプレイをしてくる、と一言でみんなに説明してもイマイチ伝わらず、一人でイライラしていました。
だから、俺らのポロだと瞬殺されるんだって!と声を大にしても、空回り。
このままでは、始めた時期は遅い日本のバイクポロも世界との差はひらく一方の様な気がして、とりあえず、チームメイトにごねて基礎的なことに目を向けようと呼びかけました。
しかし、残念ながら僕の真剣さが足りなかったのか、数ヶ月その結果は出ませんでした。
僕はとっても焦りました。
確かその頃、世界選手権の話がちらほら出てきた頃だと記憶しています。
僕はだんだん不安になってきました。
基礎的なことの次にしようと思っていたことが山積みだったからです。
このままでは、僕がしたいポロができるようになる前に、自分が老いると思いました。
もしかしたら、彼らには基礎的なプレイにもアドバイスがいるのかもしれない。
自分のプレイに向き合い、体と相談しながら、練習する時間がゲーム以外でも必要なのかもしれないと思ったとき、ホンマくんから百人町の公園の話が舞い込んできました。
彼は彼で、レベルアップのためにプレイの色々なことで悩んでいました。
当所の予定では、ホンマくんに上手くなってもらって、やっぱり基礎大事やろ!って証明してやろうと思っていました。
彼は持ち前の素直さで、僕の言っているわけのわからないことに耳を傾けてくれます。
アドバイスの受け入れ態勢は整っているため、最初のアドバイスが見えてくるのにそんなに時間はかかりませんでした。
そうこうするうちにチームメイトも百人町に来てくれるようになりました。
しめしめと思いました。
当初、思い描いていたチームプレイの課題はまだまだありますが、基礎的なことができることで、自然と解決するものもあります。
百人町で練習をしたことで、半年前に比べ、共通認識も増え、いい感じにはなっていると思います。
こんなことなら、もっと早く百人町塾を開校していれば、、、と思ってしまいますが、もう時間です。
ついに、世界選手権がきてしまいました。
大事なのは、攻めること。
自分達のターンになったとき、迷わず攻めることができるかがキーポイントになります。
十中八九、自分たちより強い相手とあたります。
そうなると「攻撃は最大の防御」という言葉が大きくのしかかるでしょう。
ゲーム中、国内の対戦以上にディフェンス時のミスより、攻撃中の味方のミスの方がやっかいになります。
自分達が攻撃中にミスをしてボールをとられたり、カットされたりした場合、即相手の得点になりうるからです。
だから、相手が強いって感じてもガンガン攻めましょ!
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