2011/06/17

先をよむチカラ。

以前、「先をよむ力」について考えたことがありました。

それは、試合の流れやプレイヤーのポジションなどの視野を広げたものから、敵マレットの動きやボールの動きなどの細かいことについてです。




東京でバイクポロが始まった頃、明治公園という公園がヘビーローテーションで使われていました。




しかし、そこは路面が良くなく、トラップしようにもボールが跳ねてマレットを飛び越えていく、残酷な状況でした。



その中で「もしかしたらここで跳ねるかも」みたいな警戒心が生まれました。
人間の適応力ってすごいな、と思いました。

そして、その警戒心は「こう跳ねるんじゃないかな」みたいな予測に変わっていったのです。




そんなことがあったものですから、他のプレイにも活かしてみようと予測をし始めました。



おそらく僕らは、知らず知らずの間に、いろんなボールの動きを見ています。
今日のボールの質感はこんな感じだからこう跳ねる、みたいな。




例えば、ボールをドリブルする時、ファーストタッチの跳ね返りをある程度予測して、すぐさま2タッチ目のためにマレットを先に動かしておく。
そうすることで、2タッチ目に時間的な余裕が生まれます。
また、それに伴い、チャリンコのコギだしをいつもより早めます。



ドリブルで抜くときや、パスを出した後など相手がコギ出すより早くペダルを踏むことに意識を向けるとプレイががらっと変わるでしょう。




また、相手がどんな動きをしてくるか予測をたててみるのもおもしろいと思います。



みんなのレベルが上がってくればくるほど、予測の駆け引きが始まります。
そうなると、相手と対峙したとき、フェイントがとても有効になってくるのですが、やはり手数(仲間にパス出し含む)の多い方が有利になるでしょう。
または、その予測を大きく上まわるテクニックを使うかが肝となります。



大阪にManbo君というロハスなプレイヤーがいるのですが、ゲーム中に対峙したときの駆け引きはたまらないものがありまして、とてもやっかいなのですが、そこが楽しみの1つでもあります。



なぜかわかりませんが、駆け引きをするプレイヤーと同じチームになった時、お互いの場所が感じやすく、パスがとても出しやすいなぁと思います。



おそらく、味方の動きを予測して、味方の駆け引きを共有しているからかもしれませんね。



おし、俺ももっと手数見つけよ。

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