2010/11/04

Imperia Tourny in Konstanz

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ルクセンブルグから半日かけて電車を3つ乗りかえ、向かったコンスタンツ。

結局決勝トーナメントには進めませんでしたが、存分に楽しめました。


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32チーム中16チームが決勝トーナメントに進めるのですが、そのゲームすべてがヤバイです。
今回、ドイツ国内からの出場がやはり多く、各地から参戦しています。
その中でひときわ目立つのが、Polosyntheses(Frankfurt),Shark Attack(Karlsruhe)です。
この2チームはPoloMotionにも参戦してました。
Shark Attackはまさにそのチーム名どおり恐ろしい攻撃力を持っています。もちろん、コミュニケーションもできていて、ちょっとでも油断しようものなら、どう猛なサメが跡形もなく噛み砕いてきます。

また、Polosynthesesは芸術的なコンビネーションで相手を切り崩してきます。ここにはフリーギアのレフティとフィックスの右利きがいます。この二人のコミュニケーションが本気でヤバイです。
得点を決め、相手の攻撃で始まるとき、二人がハーフラインギリギリで向かい合い、マレットが敵側になるようにして待ちかまえます。ちょうど、敵が攻めてきたら門が閉まるかのごとく相手に詰め寄ります。
レフティの存在は右利きのプレイヤーからしたらとっても厄介で、フランスのTomasは右利きキラーだ、と言ってました。
日本でそれを感じれなかったのは、うまいレフティがいないのと右利きのプレイヤーがレフティを活かさないからだと言えるでしょう。

チームにレフティがいると必然的に攻撃のパターンが増えます。
彼らはそれをいかし、早いパターンでゴール前を回遊します。

そして、ゴールを支えるのはフランクフルトのゴッドねぇちゃんAnnaです。
今回の彼らの試合をずっと見ていましたが、ほとんど得点されていません。
もちろん、攻撃は最大の防御というのを実感するチームですが、守りも固くまさにアテナのイージスの盾。
相手のシュートはことごとくフロントのディスクカバーに跳ね返されます。
僕もユトレヒトでは、何度かゴール前に詰め寄りましたが、結局ゴールを決めれませんでした。

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Annaは以前、L'Equipeに一度も勝ったことがないとボヤいていました。
しかし、今回のファイナルでL'Equipeから二人とMGMから一人のテンポラリーチームに勝利し、優勝していました。
レギュラーチームではないというのは大きな要因だと思いますが、それでもうまくなり続けているのではないでしょうか。
どっちが勝ってもおかしくない試合でしたし、背中がゾクゾクしました。
4対4になった時、観客の息を飲んだ音が聞こえました。
Annaの背景を少し知ったからかもしれませんが、これだけ見ごたえのあるゲームを他では味わったことがありません。
BFFのロンドンでは違うルールでしたし、ユトレヒトも決勝では違うチーム違う状況で、テイストが少々違いました。
ぜひ、時間とお金があるのなら海外のコンペティションを見にきてください。
絶対に楽しめますから!!!

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